コラム341 <当たり前なことで時を刻む>
起きるべき時間に起き
眠るべき時間に眠る
食べるべき時間に食べ
学ぶべき時に学び
やるべき時にやるべきことをやる
掃除を怠らず
床に就く前には、一日への感謝の念と一日の反省を心の清掃と心得て忘れないよう心掛ける。
健康とは当たり前のことを当たり前にできること。健康でありながらそれをしないのを怠惰と云う。
命はリズムであり、一時も休むことがない。それは自然からの我々への最大の贈り物である。
悟りへの道を弟子に問われたある高僧・老師の返答は至ってシンプルである。
〝朝しっかり掃除をしたか? 朝しっかり飯を食ったか?〟
このふたことには、上記の事柄が全て含まれていたことだろう。
但し、身体が動けば、という条件付きだ。そのことは決して当たり前なことではない。