2025年1月13日月曜日

 コラム408 <ダイヤモンド> 


 裏金にばかり目くじらを立てずに、我々の日常生活の裏側にも目くじらを立てる必要がある。


 ダイヤモンド採掘のために自然が破壊される。その採掘のために、現地周辺の貧しい人達が雇われる。それを雇用が生まれると云って一面で喜ばれる向きもある。

 そうして採掘された原石が加工され、我々の元に届く。それが女性達の(今や女性達ばかりとは云えない)指の上で、胸元で、キラキラと輝く。女性達はその輝きを喜び、経営者達は利益を手中にして喜ぶ。採掘人達は少ない賃金で、やっと生活を成り立たせる。


 雨上がりに葉先に残る水滴が夕陽に輝いていたあの無数のダイヤモンドとは違う。日本の先住民族アイヌ達が見た金の滴、銀の滴とは違う。


 太陽光パネルや電気自動車の充電池に使われる原材料や原子力発電に使われるウラン、その他にも沢山あるだろう。共通するのはいずれも大規模な自然破壊、環境破壊を伴うことだ。その裏にある構図は上記のダイヤモンドと同じだ。何が人類の取るべき道なのか、一面的に考えないで採掘から廃棄まで総合的に考える必要がある。イーロン・マスクなどという人は何重にマスクしても足りない。企みはウィルスと同様外からでは見えないからだ。


  



2025年1月6日月曜日

 コラム407 <身体に異物を入れることについて> 


 新年早々身体の苦痛の話とはいただけないが、次の新型コロナワクチンのさらなる危険性について、ちらほら聞こえてくるようになったから書いておく。

 前回の新型コロナワクチンを3回接種して、私の身体は大きなダメージを受けた。受けてからもう数年も経つが、マヒ側の左半身は筋肉の強烈な緊張・ひきつれが未だに抜けない。何度打っても平気な人も多いようだが、油断しないほうがいい。脳出血で左半身マヒの基礎疾患のある私には完全に禍(わざわい)した。人間的な担当医と名セラピスト達に恵まれ、自身も自主トレに励んだから、リハビリの効果は順調に進んでいただけに無念なことだった。私だけではなく、後遺症に苦しんでいる人は少なくない。臨床データが少ない内に接種を始めなければならなかった事情までは理解するとしても、ならば余計接種を薦めた国はその後の結果を調査し、そのデータを公表すべきなのに、その後の後遺症については知らんぷりだ。その上さらに新しいワクチンを打とうとしている。


 さらに昨年9月に松本市内の病院で打ったボトックス注射も禍した。これはチャレンジであったが、結果苦しみが倍加し、接種して二ヶ月経過した現在の苦しみは耐え得る限界に近く、終日苦闘の日々が続いている。ボトックス注射は現在の最先端治療法ということになっているが、打つべき筋肉の特定にはもっと慎重さが必要であった。





 私はこの二つの経験を通じて身体に異物(毒物)を入れることへの抵抗を強く感じるようになった。インフルエンザ予防の注射さえこれまで打ったことのない私の身体は、異物への対応に混乱をきたしてしまったのだ。色々な病院・薬・治療法にチャレンジしてきたが、私の場合にはいじればいじる程、ひどいことになっていく。


  〝9月に打ったはボトックス

   今必要なのはデトックス〟


こんな冗談ともつかぬことを言って笑い飛ばしていないと、身がもたない。