2026年2月9日月曜日

 コラム456  <真に思いやることの、むずかしさ> 



 これの困難さはその人の人間性の芯に直結する問題だからである。真実であるかどうか、本物であるかどうかの問題は、身体ごとそうなのかという問題と同義である。それは長年私を悩まし続けた。

 しかしそうなってこそ、真の人間性を帯びた人間といえるのである。生涯の課題であり、幾生涯をかけての永遠の課題といっていいものかもしれない。

 






2026年2月2日月曜日

 コラム455 <人間っていいなあと思う時> 


 

   美しい音楽に出会う時

   美しい器に出会う時

   心の美しい真実の人に出会う時


 こういう時私は人間に生まれてよかった、とつくづく思う。


   美を愛する人に出会う時

   人間であることを求め続けている人に出会う時


 私は人間であって、よかったと思う。


 それが最近そのような真っ当な人間に出合うことが極端に少なくなった。

 その点私は恵まれていた。


   心やさしき人々に多く出会った。

   人間であることの意味を深めている人々

   ひたむきに何かを求めて生きている人々にも

   多く出会った。

 

 私の人生に喜びと彩りを与えてくれた。小さいことでいい。私と出会った人に何がしか彩りを添えられる人間になってから、この世を去りたいものだ。