コラム423 <花を愛する人は・・・>
〝花を愛する人は、心優しき人なり
野の花を愛する人は、なお一層心優しき人なり〟
〝茶を入れるは、心を入れることなり。
ペットボトルにどうやって心が入れられようか?〟
6月初旬の高原は萌黄色の若葉の新緑とオレンジ色のレンゲツツジをもって出迎えてくれた。心鎮まって、すぐに浮かんだのが上記の二つの言葉である。山小屋に着いたら待ちわびていたかのようにまもなくアトリとキジバトがやってきた。
〝今年は随分遅かったじゃない?
苦痛に伏しているかと心配していたよ〟
と云わんばかりに・・・。