コラム201 <気力とは>
気力とは滲(にじ)み出る清い湧き水の如し。
水脈が切れぬ限り、長い距離と期間をかけてとうとうと湧き出ずる時もあれば、岩清水の如く岩と岩の間から細々と滲み出てくるような時もある。枯れたかに見えても、また復活する時があるかもしれない。
湧き出ずる岩清水の如し
たとえそれが滲むような少量の時でも
どこかに向かって流れてゆく。
ほんの少し岩のくぼみにたまった時には、その時やれる分をやればいい。
少量たまった時には、その時やれる分をやればいい。
大いにたまった時には、その時やれることを大いにやればいい。
無理しなくとも、焦らなくとも、やれることは自然が決めてくれる。