2023年9月4日月曜日

 コラム337 <キジバト君> 


 キジバトが空っぽのエサ台近くに飛んできてじっとしている。


   〝ハトちゃん、オハヨウ!〟

   〝でもねえ、そこまで歩いていけないから、エサあげられないんだよ・・・〟


 ちょっと首を振ってから

   〝どうしてくれないの?〟

という顔つきでまたじっと私を見ている。


 人間であるこの私と、鳥類であるこのキジバトとは何が通じているのか判らないが、何かが通じている。そんな表情をしばしばするから・・・。長いつき合いだもんねぇ。