コラム337 <キジバト君>
キジバトが空っぽのエサ台近くに飛んできてじっとしている。
〝ハトちゃん、オハヨウ!〟
〝でもねえ、そこまで歩いていけないから、エサあげられないんだよ・・・〟
ちょっと首を振ってから
〝どうしてくれないの?〟
という顔つきでまたじっと私を見ている。
人間であるこの私と、鳥類であるこのキジバトとは何が通じているのか判らないが、何かが通じている。そんな表情をしばしばするから・・・。長いつき合いだもんねぇ。