コラム294 <人が生きる、とは何か①>
トルストイの民話集『人はなんで生きるか』(岩波文庫)を読んだ。1932年9月25日の発行以来2021年10月25日付で104刷を重ねているから、多くの人に読まれているのだろう。〝人はなんで生きるか〟の前に〝人が生きるとは何か〟との問いが心の中に生まれた。
これまでそんなテーマでさまざまな本を読んできた。さまざまな場所で、さまざまな人に出会い、かつ現在脳出血の後遺症と向き合わざるを得なくなって、改めて考えさせられているのである。
〝人が生きるって、どういうこと?〟