コラム213 <平和 ——病をかかえて—— >
国の平和、地球の平和は勿論望むところだけれど、そんな遠く大きな平和の前に
となりの人と 仲よくしよう
となりの人に 親切にしよう
まわりの人と 仲よくしよう
まわりの人々に 親切にしよう
それがまずもっての、最も身近な平和の礎(いしずえ)なのだから……
誰にも言えない悲しみを胸にかかえて込んでいる人達は沢山いる。
一見明るい人達だってあるいはそうかもしれない。
だから身近な人達と仲よくしよう、親切にし合おう。それが人生の甲斐というものなのだから。
その人の苦しみにとってかわることはできないけれど寄り添うことはできる。思いやることはできる。その養分のない土からは、落胆、絶望、悲嘆、苦痛、悲劇、残酷などの芽が生え出てくる。