2020年4月13日月曜日








コラム160 朝の野鳥たちとのあいさつ




朝日の差し込む和室の障子の外で野鳥が鳴いている。障子を開けたら、土佐みずきの若葉の間でシジュウカラが小さな目をこちらに向けて囀っている。
まるで、
〝いつまで寝ているの?〟
と言わんばかりに……。
 私は、
〝オハヨウ!〟
と声をかけた。
 シジュウカラは
〝起きてくれてよかった…!〟
とばかりに小枝の上で一躍りして、どこかへ飛び去った。また来てくれるかなぁ。