コラム189 <上から目線②>
驕(おご)り、昂(たか)ぶり、傲慢(ごうまん)な言い方をすると、〝何をえらそうに!〟などと言われる。これもえらくない人がえらいことを言うから、えらそうに!なのだ。時にはきつい、激しい言い方をしなければならないこともあろうかと思う。しかし限界は効果ある言い方をすることだ。勇ましいけれど、さっぱり効果なしでは仕方がないし、〝言ってやったぜ。ああスッキリした!〟ではあまりに大人気ない。要は人間の底力の問題である。
人間常に素直に、謙虚でありたいものだと思う。いくつになっても、それが人間成長の第一の要件だからである。